リコーダーJP ビガリア作品


ソナタ イ短調 作品1-7


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★解題★

 ビガリアのソプラノリコーダーソナタ・イ短調は、「作品1」として出版されたソナタ集のなかの第7番(横吹きフルートのためのソナタ)をもとに、何者かが多少改変しながらソプラノリコーダー用に編曲してあったものです。この楽譜を現代譜として1965年に出版したSchott社版の解題によると、原典である手書き譜には「Flauta di quatre」のためのソナタと記されているのだそうで、このFlauta di quatreというのは、ふつうのC管のソプラノリコーダーよりも1音低いB♭管のソプラノリコーダーだったということです。しかし、これは今ほとんど作られていませんので、C管のソプラノリコーダーで演奏するのが普通です。

★解説★

 4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成と言ってもいいと思います。

 第1楽章はSchott版ではアダージョ(ゆっくりと)4分の4拍子、原典ではアフェトゥオーソ(愛情深く)です。付点のリズムは少し厳しめに取るのでしょう。ほんらいは、「間」のとりかたにも味のある曲なのだと思います。

 第2楽章はアレグロ(快活に)8分の3拍子。かなり速い、1小節を1拍に感じるテンポを採用すべきでしょう。同音連打のモチーフが特徴的です。スラーのアーティキュレーションや、ときおり挟まれる付点のリズム、16分音符なども生き生きした味付けになっていて、構成もしっかりした佳品。

 第3楽章はSchott版ではテンポ・ディ・メヌエット(メヌエットのテンポで)ですが、原典では再びアフェトゥオーソで、4分の3拍子です。たくさんトリルが書いてあるのはSchott版の原譜編曲者による追加です。また、後半のリピート指定がSchott版にはありません。

 第4楽章は再びアレグロで、4分の2拍子。そうとう速いテンポが想定されているかも知れませんが、RJP版では推奨テンポ伴奏の速さをそこそこにとどめて、落ちついた良さを狙ってみています。後半、可憐な盛り上がりが胸に迫り、クライマックスの反復進行で登場する「8分音符→4分音符→8分音符」のシンコペ―ションが鮮やかに耳に残ります。

※演奏例がお聴きいただけます

■ソプラノリコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−3)
第4楽章(C−2)

※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏: 匿名サポーター・Kさん  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司


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