リコーダーJP R. ヴァレンタイン作品


ソナタ ハ長調 作品2−10


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★この曲を収録したCDつき楽譜★
2239 アルトリコーダー用 1800円+税
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★解題★

 「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)とチェンバロまたはヴィオローネによる通奏低音のためのソナタ 作品2」(Sonate di flauto a solo col basso per il cimbalo o violone /Roberto Valentine Inglese opera seconda) は、12曲から成り、1708年ごろにローマで出版されました。

 さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。


★解説★

 4つの楽章から成っています。ヴァレンタインは、後年になるほど、遅いテンポの楽章に音階的な走句を中心とする装飾をたくさん書き込むようになるのですが、この曲の第1楽章にはその片鱗が伺えます。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子です。付点の跳ねるリズムと三連リズム(さらに均分リズムも)が混用されており、どのように演奏するかの判断が必要です。ここでは「すべて区別」して演奏することにしました。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子の快速感のある楽章です。踊るように音階的に下ってくるモチーフが全編でよく活躍します。低音とていねいに対話しながら音楽が進められるのも特徴でしょう。

 第3楽章は再びアダージョで、2分の3拍子。イ短調で独奏楽器が歌い出し、低音がそれを模倣して始まります。続いて三連符や付点の跳ねるリズムなど独奏楽器が何か新しいことをやるたびに低音が追随するという形で進みます。最後はフリギア終止。

 第4楽章は8分の6拍子のジーグで、アレグロと指定されています。快活で変化に富み、形もピタリと決まった感じのある佳品です。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(C−1)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)

※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:
武藤哲也さん  チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)


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