リコーダーJP ペープシュ作品


ソナタ 第6番 変ロ長調


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★この曲を収録したCDつき楽譜★
2113 リコーダー用 1800円+税
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★解題★

 まだ二十歳を過ぎたばかりのペープシュは、アムステルダムでリコーダーのための通奏低音伴奏ソナタを6曲セットで出版しました。その後、イギリスに渡ってすばらしい活躍をみせたペープシュの、これは若き日の記念碑的な作品と言えるでしょう。


★解説★

 4楽章から成り、第2楽章・第4楽章に主題と変奏(Double)を配したのが特徴です。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。主題は分散和音から成っており、なごやかな表情を持っています。この主題を次々に転調し多少の変化をほどこしながら何度か扱う構成です。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子です。まず平易な旋律を示し、次に、16分音符の動きを中心とする変奏(Double)を奏します。演奏上で問題となりやすい「ミのフラット」が速い動きの中で出てきますので、替え指(02356など)を使う指使い方針で練習するほうがよいかも知れません。

 第3楽章は再びアダージョで、2分の3拍子。長い吹き伸ばしの下で低音が対旋律を弾くつくりの音楽が2度通りあったあと、その対旋律をリコーダーが受け取って展開し、半終始して第4楽章に続きます。

 第4楽章は再びアレグロで、4分の3拍子です。第2楽章とまったく同じように、平易な主題とその変奏から成ります。「ミのフラット」をめぐる難しさは第2楽章ほどではないと思います。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(A−2)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司



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