リコーダーJP ルイエ作品


ソナタ ト長調 作品1の11

★この曲を収録したCDつき楽譜★
RG-023 リコーダー用 900円+税
SR-019 リコーダー用 3800円+税



★解題★

 J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品1」は、1710年にアムステルダムで出版されました。以後彼は続けさまに「作品2」「作品3」「作品4」まで、それぞれ12曲から成る曲集を出版しています。これはつまり、よほど好評だった(よく売れた)ということでしょう。そうでなければ、「続々々篇」までつくられるはずはありません。

※作品1の出版年を1710年としていましたが、1705年のほうが正しいようですので、お詫びして訂正いたします。なお,ルイエは1688年に洗礼を受けた記録があるそうですが、これが生年だとすると、作品1は弱冠17歳での出版ということになります。

 ルイエのソナタを楽しんでいた当時のアマチュアリコーダー奏者たちの幸福を、これから私たちも味わっていけるのだと思うと、わくわくしませんか。

★解説★

 4つの楽章から成り、緩・急・緩・急という構成になっています。

 第1楽章はLargo(はば広く)4分の4拍子。3小節の前奏があります。祝祭的なかがやかしい気分を持つ音楽。

 第2楽章はアレグロ(快活に)2分の2拍子。下降分散和音で始まるテーマは第1楽章のテーマに由来します。あかるく調子のよい音楽です。

 第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子。あまり重くならないほうがいいような気がしますので、伴奏のテンポは少し速めにしてみました。Kさんの演奏ではリピートのさいにイネガル(はねるようなリズムを取り入れて演奏するフランスふうの技法)も取り入れながら自由に華麗に演奏してくださっています。

 第4楽章はジーク、8分の12拍子。まるで童謡のような素朴な歌いまわしにふしぎな魅力があります。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−2)
第3楽章(B−1)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:Kさん(バロックピッチによる)
  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司


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