----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          143号 2019. 8. 28. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★    大阪は猛暑も去って秋の気配がしだいに強くなってきました。  お元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第143号をお届 けいたします。 RJP刊行物総合カタログ(2019年春夏号) https://www.recorder.jp/rjpcatalogue.htm ■目次■  <ごあいさつ>  1 中村栄宏&安嶋健太郎 デュオリサイタル 8/31 東京 [再掲]  2 ソナトーリ・デル・フォンテゴ第12回演奏会 9/1 東京 [再掲]  3 札幌415の会 第5回発表会 9/1 北海道  4 ちょっと、訛ってません?[野崎剛右] 9/8愛知 9/14大阪 9/19東京[再掲]  5 リコーダーコンサート&セミナー[財前奈緒子] 9/23 神奈川  6 リコーダーコンソートの楽しみ [京都リコーダー] 9/28 京都  7 レ・タンブル&ハルモニア・レニス 10/3 愛知 10/5 10/8 東京  8 新・福岡古楽祭 [太田光子] 10/22 福岡  9 2019年9月の新刊 10 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★1 中村栄宏&安嶋健太郎 デュオリサイタル 8/31 東京 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  中村栄宏さんと、ピアノの安嶋健太郎さんのコンサート。中村さん得意の現代 作品が中心です。 https://www.recorder.jp/events/190831.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 ソナトーリ・デル・フォンテゴ第12回演奏会 9/1 東京 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  田中せい子さん、ダニエル・ブラジエッティさん率いるリコーダーオーケスト ラの演奏会です。 https://www.recorder.jp/events/190901.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 札幌415の会 第5回発表会 9/1 北海道 ………………………………………………………………………………………………  リコーダーの出番は多くないようですが、北海道の愛好家さんたちによる会。 オール・テレマンのプログラムです。。 https://www.recorder.jp/events/190901-2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★4 ちょっと訛ってません?[野崎剛右] 9/8愛知 9/14大阪 9/19東京[再掲] ………………………………………………………………………………………………  野崎剛右さんのコンサート。「異邦人のフランス音楽」との副題で、フランス 人でない作曲家のさまざまな「フランスふう作品」が演奏されるようです。 https://www.recorder.jp/events/190908.htm ……………………………………………………………………………………………… ★5 リコーダーコンサート&セミナー[財前奈緒子] 9/23 神奈川 ………………………………………………………………………………………………  「かっこいいリコーダー!」をテーマに、ミニコンサートと、気軽に参加で きるセミナーです。 https://www.recorder.jp/events/190923.htm ……………………………………………………………………………………………… ★6 リコーダーコンソートの楽しみ [京都リコーダー] 9/28 京都 ………………………………………………………………………………………………  京都の老舗アンサンブル「京都リコーダーコンソート」と「京都リチェルカー レアンサンブル」の合同演奏会です。 https://www.recorder.jp/events/190928.htm ……………………………………………………………………………………………… ★7 レ・タンブル&ハルモニア・レニス 10/3 愛知 10/5 10/8 東京 ………………………………………………………………………………………………  ブルージュ国際コンクールで優勝したアンサンブルの来日公演とのことです。 リコーダー奏者・水内謙一さんが出演されます。 https://www.recorder.jp/events/191003.htm ……………………………………………………………………………………………… ★8 新・福岡古楽祭 [太田光子] 10/22 福岡 ………………………………………………………………………………………………  太田光子先生がヴィヴァルディーの協奏曲を演奏されます。「4人の名手によ る協奏曲の響宴」と題されています。 https://www.recorder.jp/events/191012.htm ……………………………………………………………………………………………… ★9 2019年9月の新刊 ………………………………………………………………………………………………  9月は5タイトル(+4)がリリースになります。(+4は同一内容のA5版 製品です。) ■サンマルティーニ ソナタ ハ長調 シブレー写本 第7番 https://www.recorder.jp/piece/2/2220.htm  今回の目玉です。サンマルティーニは12曲のトリオソナタでご存知のかた が多いと思いますが、ソロソナタも「シブレー写本」に15曲ほど残っていま す。「第7番」はその最初の曲です。規模が大きく、リコーダーが分散和音で 伴奏に回ったようになる場面が多いのが特徴の名品です。 ■ヴァレンタイン ソナタ ト短調 作品2-5 https://www.recorder.jp/piece/2/2219.htm 石村睦さんの通奏低音実施によるヴァレンタイン。3楽章形式の小粒なソナタ で、彼らしい軽妙な佳品です。 ■ペープシュ ソナタ 第10番 ハ長調 作品2a-4 https://www.recorder.jp/piece/2/2218.htm ペープシュの第2作品集の充実はすばらしい。本作も爽快な傑作です。 ■ ディヴィジョン・フルート 1巻(2) ポールズ・スティープル   https://www.recorder.jp/piece/2/2217.htm   曲名は「聖ポールの尖塔」の意味で、「Duke of Norfork(ノーフォーク侯爵)」 の題でも知られる、よく知られた旋律だったようです。民謡ふうのテーマに よる楽しいグラウンドです。 ■リコーダー音楽叢書 ヴァレンタイン ソナタ集 第5巻   https://www.recorder.jp/classic/sr/sr108.htm   ヴァレンタインの「作品2」のソナタ集から、第1番〜第3番を収録しました。 ……………………………………………………………………………………………… ★10 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  東京リコーダー音楽祭は、本村睦幸先生はじめ多くのかたの努力で、すばらし い会になったようです。私は10年前も今回も参じることができず、残念至極。  スポーツ新聞には、プロ野球日本シリーズのときは他の記事を一面トップに してはいけない、という不文律があるそうです。それは、ふだんから最もお世 話になっているプロ野球の最高の舞台であるから、それに敬意を払うという考え によるもののようでした。  それにならって、RJPでは東京リコーダー音楽祭の期間中はもちろん、直後の 「興奮醒めやらぬ」間も、フェイスブックでの新刊のお知らせなどを自粛して いました。  古楽関係のお祭りとしては、少し前に、古楽ユニット「アントネッロ」の リコーダー奏者・濱田先生らが中心になっておこなわれた「ダ・ヴィンチ音楽 祭」もありました。  古楽・リコーダーの世界は、とても元気ですね。  ただ私は、自分の役割はもっと地味な、「リコーダーを楽しむ人たちのため の財産になるようなコンテンツの制作と、それを軸とした普及の活動」だと決 めていますので、「リコーダー愛好家が盛り上がるイヴェント」については、 もちろん心から応援しますが、すこーし心理的に距離があるのかも知れません。  そういう私は、音楽祭とは対極にあるような小さな催しですが、財前奈緒子 先生が横浜で開催されるコンサート&セミナーの企画に、たいへん心を惹かれ ました。  リコーダーの楽しさをもっと多くの人に知ってもらうにはどうしたらいいの だろう? 実際に演奏する楽しさを味わえるように、一歩を踏み出してもらう には、どんな誘い方をすればいいのだろう? というのが、いつも私の頭から 去ったことのないテーマです。  もちろん、プロアマ問わず、できる限りいろんな機会にリコーダーの良さが 多くの人に伝わるような演奏披露の機会を持つのが、最も大切な、基礎的なこ とだと思います。ただ、「単に演奏会」というのでなく、そこに、もう少し 「仕掛け」をほどこすことで、リコーダー対する興味がそれほど強くない人も 覗いてみやすいような、そして、来た人が高い率でリコーダーファンになって くれるような工夫はないものか・・・つい、そんなことを考えてしまうのです。  その意味で、このコンサート&セミナーは、ひとつの試みとして、興味深く 感じました。とくに、「かっこいいリコーダー!」をテーマにして、とのお話 ですので、なおさらでした。最近の私は、「若い人にリコーダーの良さをわ かってもらうにはどうしたらいいのか?」と、とくにその点に頭を悩ませて いるからです。  これまた遠方なので参じることはできそうにないのですが、注目したいと 思っております。 (RJPディレクター 石田誠司)   ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             143号 2019. 8. 28. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP   https://www.recorder.jp   info@recorder.jp   ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様   は、  https://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm    から配信停止のお手続きをお願いいたします。   ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。