-----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          137号 2019. 2. 23. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★    ここ数日、急に暖かくなっていますが、まだ寒い日もあるのかも知れません。 どうぞ体調にはお気をつけください。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第137号をお届け いたします。 RJP刊行物総合カタログ(2018年秋冬号) https://www.recorder.jp/rjpcatalogue.pdf ■目次■  <ごあいさつ>  1 バロック音楽の世界 [日比健治郎] 2/24 東京 [再掲]  2 リコーダーとチェンバロによるバッハ [根岸基夫] 3/3 横浜 [再掲]  3 音楽の愉しみ フランスバロック [辺保陽一、井上玲] 3/9 茨城 [再掲]  4 ふくやまリコーダー合奏団演奏会 3/10 広島 [再掲]  5 松原リコーダーコンソート演奏会 [北村俊彦] 3/10 大阪  6 「奇想の系譜展」記念コンサート Vol.1 [江崎浩司] 3/17 東京 [再掲]  7 MASAKI AND FRIENDS [山本佳美] 3/21 兵庫 [再掲]  8 リコーダーオーケストラコンサート[&講習] [金子健治] 3/21 東京  9 小さな室内楽 in 関西 [本村睦幸] 3/23 大阪 10 大塚照道・中村友美ジョイントリサイタル 3/23 東京 11 愛の肖像 フランスバロックの午後 [辺保陽一] 3/24 千葉 12 アジアンリコーダーソロイスツ&コンソート 3/24 大阪 13 金子健治作品集〜作曲&編曲〜 [金子健治] 3/24 東京 14 愛の肖像 フランスバロックの午後 [辺保陽一] 3/30 宮崎 15 バロック・ファンタジー [安江桜子] 3/31 和歌山 16 2019年3月の新刊 17 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★1 バロック音楽の世界 [日比健治郎] 2/24 東京 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  バロックギターとヴィオラ・ダ・ガンバという、やや珍しい通奏低音による リコーダー独奏の演奏会です。曲目は定番曲が中心のようです。 https://www.recorder.jp/events/190224.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 リコーダーとチェンバロによるバッハ [根岸基夫] 3/3 横浜 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  リコーダーとチェンバロによる、バッハのフルート、ヴァイオリン、オルガン の名曲の演奏。コンサートソムリエ朝岡聡さんがナビゲーターを務めます。 https://www.recorder.jp/events/190303.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 音楽の愉しみ フランスバロック[辺保陽一、井上玲] 3/9 茨城 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  井上玲さんは辺保先生に師事されている若い奏者ですが、関西で中高生のとき から注目されていた人。リコーダー2本とチェンバロによるフランスバロック。 https://www.recorder.jp/events/190309.htm ……………………………………………………………………………………………… ★4 ふくやまリコーダー合奏団演奏会 3/10 広島 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  今回が第14回の演奏会だそうです。古今の有名曲の編曲演奏のほか、バッハ 「フーガの技法」、中西寛「祭り」などを含む、かなり本格的なプログラム。 https://www.recorder.jp/events/190310.htm ……………………………………………………………………………………………… ★5 松原リコーダーコンソート演奏会 [北村俊彦] 3/10 大阪 ………………………………………………………………………………………………  『笛星人』はじめ子供のための教則本の著者、指導者講習の講師として有名な 北村俊彦先生が始動・指揮される老舗コンソートの演奏会です。 https://www.recorder.jp/events/190310-2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★6 「奇想の系譜展」記念コンサート Vol.1 [江崎浩司] 3/17 東京 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  美術館で行われる、展覧会とリンクした異色の演奏会です。バロック時代、 日本は江戸中期でした。同時代の奇才ヴィヴァルディーを取り上げます。 https://www.recorder.jp/events/190317.htm ……………………………………………………………………………………………… ★7 MASAKI AND FRIENDS [山本佳美] 3/21 兵庫 ………………………………………………………………………………………………  ヴァイオリン、カンターテナーなども出演のある、多彩な内容の演奏会です。 リコーダー奏者山本佳美さんのヘンデルが聴けます。 https://www.recorder.jp/events/190321.htm ……………………………………………………………………………………………… ★8 リコーダーオーケストラコンサート[&講習] [金子健治] 3/21 東京 ………………………………………………………………………………………………  リコーダー奏者として、また作・編曲家としても活躍なさっている金子健治 先生が、当日一堂に会したアマチュア奏者を一日指導され、夕方に無料コンサート。 https://www.recorder.jp/events/190321_2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★9 小さな室内楽 in 関西 [本村睦幸] 3/23 大阪 ………………………………………………………………………………………………  本村睦幸先生の演奏が関西できける基調な機会です。コレッリ、レオ、ヴェラ チーニを含む「濃い」プログラム。共演の三和睦子さんの演奏も楽しみ。 https://www.recorder.jp/events/190323.htm ……………………………………………………………………………………………… ★10 大塚照道・中村友美ジョイントリサイタル 3/23 東京 ……………………………………………………………………………………………… 「普段は多種多様なアンサンブルで活躍する二人の若手リコーダー奏者、それぞ れのソロによる、独創的で自由奔放な演奏を」とのことです。 https://www.recorder.jp/events/190323_2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★11 愛の肖像 フランスバロックの午後 [辺保陽一] 3/24 千葉 ………………………………………………………………………………………………  カフェで行われる、ワンドリンクとケーキのつくライブです。予約制で、満席 になり次第締め切りですからお早めに! http://recorder-jp.sub.jp/events/190324.htm ……………………………………………………………………………………………… ★12 アジアンリコーダーソロイスツ&コンソート 3/24 大阪 ………………………………………………………………………………………………  「2016年に日本と台湾のプロリコーダー奏者で結成されたコンソート」だそう です。石田の師匠・財前奈緒子先生も出演。 http://recorder-jp.sub.jp/events/190324_2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★13 金子健治作品集〜作曲&編曲〜 [金子健治] 3/24 東京 ………………………………………………………………………………………………  金子健治戦士が還暦を迎えられるのを記念して、多数の作曲・編曲作品が演奏 されるコンサートです。 http://recorder-jp.sub.jp/events/190324_3.htm ……………………………………………………………………………………………… ★14 愛の肖像 フランスバロックの午後 [辺保陽一] 3/30 宮崎 ………………………………………………………………………………………………  宮崎出身の「魂のリコーダー奏者」辺保陽一さんがフランスバロックの名品を 演奏する里帰りコンサート。 http://recorder-jp.sub.jp/events/190330.htm ……………………………………………………………………………………………… ★15 バロック・ファンタジー [安江桜子] 3/31 和歌山 ………………………………………………………………………………………………  スピネットとリコーダーのコンサート。「古楽でヨーロッパの諸国をめぐる  イギリス〜フランス〜イタリア〜スペイン」 http://recorder-jp.sub.jp/events/190331.htm ……………………………………………………………………………………………… ★16 2019年3月の新刊 ……………………………………………………………………………………………… 3月は4タイトル(+4)がリリースになります。(+4は同一内容のA5版製品 です。) ■J. B. ルイエ デュオソナタ 第6番 https://www.recorder.jp/piece/3/3069.htm ご存知、ルイエの無伴奏二重奏ソナタ。48曲もある通奏低音伴奏のアルトリコ ーダーソナタからの編曲です。本作、第6番・へ長調でシリーズ完結。 ■シックハルト ソナタ ロ短調 作品30−24 https://www.recorder.jp/piece/2/2202.htm シックハルト最後の出版作品「すべての調による24のソナタ(ブリュッヘン版)」 の最後をかざる佳品です。 ■レオナルド・レオ ソナタ 第2番 https://www.recorder.jp/piece/2/2201.htm ハラッハ伯爵のコレクションからみつかったレオナルド・レオの7曲のソナタ から、第2番。よく歌い、運動性にも富む楽しさいっぱいの作品。 ■ボワモルティエ 組曲(2本のアルト) 作品27-3 https://www.recorder.jp/piece/3/3068.htm 難しくて敬遠されがちなフランスバロックですが、「市民系」作曲家・ボワモル ティエは親しみやすく演奏しやすい。楽譜監修・演奏は早川廣志。 ……………………………………………………………………………………………… ★17 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  3月の新譜4タイトルがリリースになりました。バロック作品のCDつき楽譜 を、純粋な新譜として4タイトル出せたのは、2010年以来で、9年ぶりです。  ですが、まだまだこれは、途中経過です。今回の新譜4タイトルのうち、通奏 低音伴奏の曲は、まだ2タイトルにすぎません。これを、少なくとも「通奏低音 伴奏曲だけで4タイトル」にまで持って行かないと、「今後10年間で後期バロッ クのリコーダー用作品を網羅的に出版」という目標を達成することはできません。  話はわりとシンプルでして、 (1)毎月、「通奏低音つ楽曲 4曲」の制作に「着手」できること   (2)半年前後で完成する制作工程を回せる業務日程が組めること   (3)試作品(プロトタイプ)が完成した製品タイトルについて、製造作業が  順調に進められること   という、3つのことができれば、「通奏低音ソナタの新譜4タイトルを、毎月 発刊」することができるようになるはずです。      このうち、肝心かなめなのは、何と言っても(1)の「着手」です。    「着手さえできればいい」というのも変な話のようですが、弊社の用語では、 「着手」とは「通奏低音実施を行うこと」を最も本質的な部分として含みます。 これさえできれば、とりあえず、新譜の「土台」ができ上がるのです。逆に言 えば、何はともあれ「低音の実施」ができなければ、何も始まりません。    ところが、これが社内人員の力だけでできるかというと、以前ならばともか く、現在は、Web講座の日常運営にもかなりの時間がとられるので、とうてい 無理なのです。現状、月々「石田が1曲、高橋が1曲(高橋は稀に2曲)」 ぐらいが限界。    したがって、誰がどう考えたって、さらに2曲ほどの通奏低音実施を「アウ トソーシング」せざるを得ないわけです。そこで、以前よくお願いしていた 「きゃっつ」さんこと石村睦さんや大阪の作曲家・森好美さんへのお願いから 始めました。    幸い、お二人とも「原則、毎月1曲の実施」につき、ご快諾くださいまし たので、やれやれ、これでほぼ何とかなるかな、と思っていたのですが・・・    ところが、いざ始めてみますと、やはりご多忙の時期もおありで「向こう3 カ月間はムリなのでパス」みたいなこともある、ということがわかりました。 したがって、「通奏低音実施陣」については、まだ増員が必要です。ある程度 のアテはありますので、これからお願いしていこうと思っています。      なにしろ、「通奏低音実施」ができ上がるのが、すべての始まりです。    あとは、必要なだけの「製造作業人員」を手当していけば、自然に進んでい くだろうと思っています。というのは、(3)の製造作業から石田や高橋を どれだけ解放できるかということが、(2)の制作工程が回るかどうかの カギを握っているからです。    そこで、出社して作業してくださるボランティアのかたたを各方面でお願 いしてみましたところ、Web講座の受講生さんや「フェイスブック」で交流 していたリコーダー愛好家さんのなかから、引き受けてくださるかたが出て きました。実際に、現在3名のかたが、定期的にお越しくださっています。    と言っても、まだ半分は研修中のような状況ですから、フル稼働には至っ ていません。しかし、いずれは・・・たとえば1年後ぐらいには、本の製造 作業(※)のほとんどを、ほぼボランティアさんたちだけで担っていただけ るようになるのではないかという気がしてきました。    ※ CDのレーベル印刷、焼き込み、本の表紙や各ページの印刷、   帳合い、綴じ、アセンブリング仕上げなど    また、広い意味での「製造作業」には、完成した版下・CD原盤をもとに、 「ダウンロード製品」や「ビデオ製品(Web講座用)」、Youtube(応援チャ ンネル「リコーダーの底力」)用のプロモーションビデオを制作公開する作 業なども含みます。これらをサポーターさんたちにお願いする体制の構築も、 かなり進みました。    そのほか、「演奏会情報のWebサイト記事制作」など、広報系の仕事の一部 までサポーターさんたちが助けてくださっています。    おっと忘れてはいけない、「制作工程」のなかで、通奏低音実施と並んで やっかいなのが「演奏例のリコーダー演奏」です。これについても、ありが たいことに、専門奏者を含む何人もの上手な奏者さんたちが、「言ってくれ たら、やるよ」とのご意向をくださっていますから、そう困ることはなさ そう・・・      そんなこんなで、「うーん、まぁ、何とかなりそうか?」という気がして きている今日このごろです。(楽天家なのがイシダの長所であり短所である と思います。)     (RJPディレクター 石田誠司) ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             137号 2019. 2. 23. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP https://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  https://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。