-----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          126号 2018. 3. 23. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★    また全国的に寒くなっていたようですが、やっとまた暖かくなってくるよう ですね。  みなさまお元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第126号をお届け いたします。 RJP刊行物総合カタログ(2017年秋冬号) http://www.recorder.jp/rjpcatalogue.pdf ■目次■  <ごあいさつ>  1 トリオソナタの楽しみ [安井敬 庄司祐子] (3/25 東京) [再掲]  2 そう楽舎 土蔵deバロック Vol. 11 (3/30 大阪) [再掲]  3 そう楽舎 咲くやこの春 花の都に心よせて (3/31 奈良) [再掲]  4 神に捧げるデュオ [ケース・ブッケ 辺保陽一] (3/31 大阪) [再掲]  5 リコーダーアンサンブル「ルーチェ」コンサート (4/7 静岡)  6 リコーダーデュエットの愉しみ [財前奈緒子、木戸麻衣子] (4/21 大阪)  7 懐かしい日本のうた [春日井リコーダーアンサンブル] (5/20 愛知)  8 ラモーのオペラ「優雅なインドの国々」 [山手バロッコ] (5/26 神奈川)  9 プネウマ・リコーダー・コンソート定期演奏会 (5/27 兵庫) 10 2018年4月の新刊 11 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★1 トリオソナタの楽しみ [安井敬 庄司祐子] 2018/3/25 東京 [再掲] ……………………………………………………………………………………………… リコーダー奏者、安井敬氏・庄司祐子氏が出演する、トリオソナタを中心とする コンサート。午前中には未就学児OKのファミリーコンサートも行なわれます。 http://www.recorder.jp/events/180325.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 そう楽舎 土蔵deバロック Vol. 11 (3/30 大阪) [再掲] ………………………………………………………………………………………………  バロックオーボエ&リコーダー奏者・赤坂放笛さんが主宰ざれる演奏会です。 江戸時代中期に建造された土蔵「萬次郎蔵」でのコンサートで、2013年に初めて 行なわれ、今回が第11回とのことです。 http://www.recorder.jp/events/180330.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 そう楽舎 咲くやこの春 花の都に心よせて (3/31 奈良) [再掲] ……………………………………………………………………………………………… バロックオーボエ&リコーダー奏者・赤坂放笛さんの「そう楽舎」の公演。横 吹きフラウトの太田里子さん、そして関西一の売れっ子チェンバリスト吉竹百合 子さんらが共演です。RJP後援。 http://www.recorder.jp/events/180331.htm ……………………………………………………………………………………………… ★5 リコーダーアンサンブル「ルーチェ」コンサート (4/7 静岡) ………………………………………………………………………………………………  静岡市で活動しているリコーダーアンサンブル(四重奏団)「ルーチェ」の、 初めてのコンサートです。小学生時代からアンサンブルを楽しんできて全日本リ コーダーコンテスト入賞経験があるメンバーが集まって結成したそうです。 http://www.recorder.jp/events/180407.htm ……………………………………………………………………………………………… ★6 リコーダーデュエットの愉しみ [財前奈緒子、木戸麻衣子] (4/21 大阪) ………………………………………………………………………………………………  オランダの巨匠ケース・ブッケ氏と、弟子のリコーダー奏者・辺保陽一氏の 師弟によるデュオ・コンサートのツアーです。つくば(3月20日)、東京(3月24 日に2公演、大阪(3月31日に2公演)で、計5公演。 http://www.recorder.jp/events/180421.htm ……………………………………………………………………………………………… ★7 懐かしい日本のうた [春日井リコーダーアンサンブル] (5/20 愛知) ………………………………………………………………………………………………  40年以上にわたって活動してこられた老舗中の老舗、春日井リコーダーアンサ ンブルのコンサートです。「『日本の歌』をテーマにし、懐かしいわらべ歌や美 しい日本歌曲の数々を、斬新なアレンジでお届けいたします」とのことです http://www.recorder.jp/events/180520.htm ……………………………………………………………………………………………… ★8 ラモーのオペラ「優雅なインドの国々」 [山手バロッコ] (5/26 神奈川) ………………………………………………………………………………………………  リコーダー愛好家のアナウンサー・朝岡聡さんが主宰するアンサンブル山手バ ロッコの20周年の記念コンサートです。フランスバロックを代表するオペラ作家、 ラモーのオペラ。聴き逃したら惜しい貴重な機会でしょう。 http://www.recorder.jp/events/180526.htm ……………………………………………………………………………………………… ★9 プネウマ・リコーダー・コンソート定期演奏会 (5/27 兵庫) ………………………………………………………………………………………………  文化教室のリコーダーアンサンブル講座を母胎に結成され、四半世紀にわたっ て活動を続けてこられたプネウマ・リコーダー・コンソートの定期演奏会です。 全曲がバッハ作品という思い切ったプログラム。 http://www.recorder.jp/events/180527.htm ……………………………………………………………………………………………… ★10 2018年4月の新刊 ………………………………………………………………………………………………  4月は2タイトル(+2)がリリースになります。(+2は同一内容のA5版 製品です。) ■コレルリ トリオソナタ 第11番 http://www.recorder.jp/piece/2/2190.htm  原曲はニ短調ですが、ヘ短調に移調し、最低限のオクターブ変更などでアルト リコーダーで演奏できるように編曲しています。コレルリが出版した作品は全て が名品。この曲もひとことの無駄口もない磨きぬかれた出来栄えです。  第2リコーダーには膝を使う「低いミ」が出てきます。 ■ボワモルティエ 2本のアルトリコーダーのための組曲 作品11−6 http://www.recorder.jp/piece/3/3061.htm  ボワモルティエの無伴奏二重奏曲は、アマチュアが演奏して楽しめる曲集と して最高の宝物ですが、この「作品11−6」は、ひときわすぐれた名品です。 超おススメ。 ……………………………………………………………………………………………… ★11 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  画期的な商品・サービスというのは、「従前は特別な人にしか不可能だったこ とを普通の人にも手の届くものにする」とか、「出かけて安くない代金を払う必 要のあったことを家庭で手軽に行なえるようにする」という性質を持っているこ とが多いように思います。  洗濯機や掃除機は「電気お手伝いさん」であって、お手伝いさんを雇える上流 家庭の奥様にしか得られなかった余暇をふつうの主婦に与えた(つまり前者)も のだったし、家庭用ゲーム機や「エバラ焼肉のたれ」のような製品は後者の例だ と言えるのではないか。  大きくみれば、そもそも歴史とはそういうものだったかも知れません。特権的 な階級の享受する贅沢がしだいに庶民のほうにも浸透していく。偉い人だけが食 べていた贅沢な料理が、どんどん人々の食卓にものぼるようになる。お嬢様だけ が持っていたグッチのバッグはサラリーマンの娘さんが卒業祝いに貰うものにな った。プルーストはカペー四重奏団を家に呼んで演奏させていたそうですが、今 や誰でも家で弦楽四重奏を聴ける(録音物ではありますが)。  チェンバロの伴奏でリコーダーを演奏する、という楽しみも、正直、バロック 時代においても、かなり裕福な階層にしかできないことだったでしょう。ポケッ トにリコーダーをしのばせて歩き、シックハルトやヴァレンタインを上手に演奏 できてらモテたというのも、イギリスの中流階級(家にメイドさんや執事さんが いる階層です)の話だと思います。  私どもの製品が、そういう意味で、「特権的な人たちにしかできなかったこと を、誰にでも可能なものにする」ような製品として役立っていれば嬉しいなと思 っています。そして、ぜひ、誰でも本物のチェンバロとのアンサンブルで遊べる 世の中が到来するのを、この目で見てから死にたいなぁと思っています。  ※ 私は、今はカラオケ屋みたいなことをやっていますが、カラオケのCD   やビデオの伴奏で演奏することで完結してもらいたいと思ったことは一度   もありません。ぜひ、どなたも、チェンバロ(あるいはリュート、ギター   など)を弾く人と一緒に遊べるようになっていただきたいと願っています。  しかし、大阪の財前先生、東京の向江先生、横浜の本村先生など、「発表会の ときはチェンバリストさんを迎えて」となさっている先生は少なくありません。 大阪の北山先生など、日常的にチェンバリストさんにご協力いただいてレッスン 会をされている由。  もう大分、近づいてきましたね。そんなに長生きしなくても大丈夫ですかね(笑 (RJPディレクター 石田誠司) ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             126号 2018. 3. 23. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。