-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       074号 2012.3.23. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  確実に春の色合いが濃くなって参りました。お元気でお過ごしでしょ うか。  ご無沙汰して申し訳ありません。リコーダーJPメールマガジン74号を お届けいたします。 ■目次■  <ごあいさつ>  1 アンサンブル・シュシュ演奏会(大阪・4月)  2 RJP高橋・石田の演奏会(大阪・5月)  3 アンサンブル譜の発刊について  4 2012年4月の新刊  5 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 アンサンブル・シュシュの演奏会(大阪・4月) ……………………………………………………………………………………  アンサンブル・シュシュは、大阪で永年活動を続けてこられたアマチ ュア・アンサンブルグループで、近年は古楽系の曲目を多く取り上げて いらっしゃいます。メンバーの杉本寿久さん(フルート)・財前奈緒子 さん(リコーダー)は古くからのRJPサポーターさんでもあります。  今回の演奏会でもルネサンスからモーツァルトに至る多彩なプログラ ムが用意されています。南港サンセット・ホールはガラス張りの美しい ホールで、響きすぎるぐらいのたっぷりとした響きのホールで、古楽系 の演奏会には最高の会場です。  日 時:4月22日(日)15:00開演  場 所:南港サンセットホール(大阪市住之江区)  入場料:無料 …………………………………………………………………………………… ★2 RJP高橋・石田の演奏会(大阪・5月)★ ……………………………………………………………………………………  RJPディレクター石田とマネージャー高橋の出演による小演奏会を5月 19日(土)15:00〜16:30の予定でに住吉市民センター会議室(大阪市住 吉区)で行ないます。(入場無料)  RJPポータブルチェンバロを用いたチェンバロとリコーダーのアンサン ブルによるヴェラチーニのソナタ、高橋たかね「秋草」のほか、トリオ ソナタや馴染み深いナンバー、小品も織り交ぜてのプログラムを準備し ています。  小さな会場ですので、ご来場ご希望のかたは info@recorder.jp ま でご予約ください。 …………………………………………………………………………………… ★3 アンサンブル譜の発刊について(予告)★ …………………………………………………………………………………… ■斉藤恒芳さんのシリーズ  リコーダーアンサンブルでご活動の皆様にはお馴染みの「4つのタブ ロー」「7つのタブロー」をはじめ、多数のリコーダー作品を手がけて こられた斉藤恒芳氏の作品を、順次発刊させていただくことになりまし た。第一弾として『斉藤恒芳リコーダー作品集1 4つのタブロー 7 つのタブロー』を、6月発売予定で準備しています。以後、数か月に1 冊のペースで発刊予定です。 ■堀越隆一さんの作品集  吉澤実先生の委嘱作品である四重奏曲「古い塔の話」、シアターピー ス「深い森のなかで」を収録した作品集を7月発売の予定で制作中です。 ■積志リコーダー・カルテット編曲集  日本のリコーダーアンサンブルの雄、積志リコーダーカルテットの皆 さんが永年にわたり作りためてこられたリコーダーアンサンブル編曲譜 を順次発刊させていただくことになりました。具体的な発刊開始時期は まだ未定ですが、たぶん今年中には発刊を開始できると思います。  このほか、長期にわたってペンディングとなっていた作品がいろいろ ありますので、まだ貧弱なラインナップにとどまっている「RJPシート ミュージック」シリーズの充実に向け、準備を進めたい所存です。 …………………………………………………………………………………… ★4 2012年4月の新刊★ ……………………………………………………………………………………  2012年4月の新刊として、3タイトル+1が刊行されました。 ■『改訂版 アルトリコーダー ステップバイステップ 第1巻』  品番 RS-001A 定価2520円  RJP教則本の旗艦シリーズ『ステップ』の第1巻改訂版が大版・カラー 表紙で登場です。従来版もご好評をいただいて参りましたが、実際に多 数の大人の初心者の指導に使ってくださったサポーター、タッキーNさん をはじめ、多数のかたからいただいたご意見を参考に、従来版の説明不足 を補い、入門書としていっそうの磨きをかけた内容になっています。  なお、『改訂版・ステップ』は、今後、第2巻を8月、第3巻を12 月に発刊予定です。 http://www.recorder.jp/step/rs001a.htm ■『アルトリコーダーで演奏するパッヘルベルのカノン』  品番 3001 定価1680円  既刊「RL-001」から音源を全面的に刷新し、詳しい解説をほどこした 新版です。マイナスワンおよび演奏例音源のためのリコーダー演奏は、 長谷川智彦さん、長谷川圭子さん、宮花和男さんにお願いしました。 http://www.recorder.jp/piece/3/3001.htm ■『ボノンチーニ アルトリコーダーと通奏低音のための室内嬉遊曲』  品番2142 定価1470円  美しく、少し小粒の取り組みやすい作品です。 http://www.recorder.jp/piece/2/2142.htm …………………………………………………………………………………… ★5 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  5月の演奏会をめざして、RJPポータブルチェンバロの試作1号機を調 整しながら練習を始めています。こういう楽器はやはり日常的に弾いて やらないとダメで、長いあいだ放っておくとあちこちがダメになってい きます。久しぶりに取り出したときはひどい状態でしたが、やっとまた 使えそうな楽器になってきました。  21日に岡山での学会の帰り道に立ち寄ってくださった中村栄宏さんと、 しばしアンサンブルで楽しむこともできました。チェンバロが手元にあ るのは本当にいいものです。場所も大してとりませんし(小さな机をひ とつ置くみたいもの)、皆さんが恐れる調律だって、電子チューナーを 活用して合わせれば、15分かそこらでできます。そして、気候や環境に もよりますが、1か月ぐらいは実用的な調律状態を保ってくれます。 (演奏会場では調律の厳密を期すためと、会場にお客さんが入ることに よる急激な湿度変化に対応するためにあんなに何度も調律をするのです。 ふだん部屋に置いているときは、そんなにしばしば調律が必要なわけで はありません。)  アンサンブル愛好家の皆さんがこのサイズのスピネット(平山照秋さ んの最高級品でも90万円から)をお持ちになるのを心からお勧めします。 RJP機もいずれ(製作中の2号機をもう少しマシな楽器に仕上げて)貸し 出しなどに応じられるようにしていきたいと思っています。 (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         074号 2012.3.23. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。