-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       043号 2008.6.1. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  大阪は鬱陶しい季節を迎えつつあります。皆様はお元気でお過ごしで しょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン第43号をお 届けいたします。 ■目次■  <ごあいさつ>  1 2008年6月の新刊  2 2008年7月の発刊予定  3 「幻想曲・秋草」公開初演 RJPポータブルチェンバロもデビュー  4 作曲家・近藤浩平さんの作品が演奏される演奏会  5 「賛助会員」に多数のご応募ありがとうございます  6 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 2008年5月の新刊★ ……………………………………………………………………………………  2008年5月の新刊は次の5タイトルです。 ■クラシックBest  バッハ ソナタ 変ロ長調(品番 RB-017S) http://www.recorder.jp/classic/cb105s.htm ■グレートクラシックス  シックハルト ソナタ 第6番 ニ短調(作品30−6) http://www.recorder.jp/classic/cs206.htm ■リコーダー音楽叢書  マンチーニ ソナタ集 第4巻(品番 SR-018) http://www.recorder.jp/classic/sr/sr018.htm ■リコーダー音楽叢書  J.B.ルイエ ソナタ集 第4巻(品番 SR-019) http://www.recorder.jp/classic/sr/sr019.htm ■フルート音楽叢書  J.S.バッハ フルートソナタ ホ長調 BWV1035(品番 SF-006) http://www.recorder.jp/flute/fb107.htm  先月に続く「クラシックBest」新刊はバッハのハ長調ソナタをソプラ ノリコーダー用にコンバートした「変ロ長調ソナタ」です。一目でわか る「さくら色」の表紙によるソプラノ用の初登場となります。  シックハルトの第6番ソナタは演奏しやすいニ短調の作品です。おな じみのきゃっつさんの実施ですが、今回は贅肉をそぎ落としたスッキリ した実施が新鮮。  「叢書」は「マンチーニ・第4巻」と「ルイエ・第4巻」です。マン チーニのソナタは「1〜3巻」は未刊行で、いきなり第4巻の発刊とな りますが、今後少しずつ充実していきます。  「フルート音楽叢書」第6弾はバッハのフルートソナタで完全な形で 伝わっているものとしては最後の1曲、BWV1035のホ長調ソナタです。 ロ短調BWV1030と並んで人気のある作品。 …………………………………………………………………………………… ★2 2007年7月の発刊予定★ ……………………………………………………………………………………  7月の新刊ブックは、おなじみのルイエ、今月は変ホ長調・作品3− 7のリリースを予定しています。ほかにバッハ・BWV1034ソナタをト短 調に移調した「クラシックBest」製品をリリース予定でしたが、予定を 変更してヴァイオリンソナタ・ロ短調(BWV1014)のト短調への移調版の リリースを目指します。  「叢書」は「マルチェロ・3巻」と「ルイエ・5巻」を予定していま す。毎月リリース予定で準備しているルイエは「作品2」に突入。  そして「ヴァイオリン音楽叢書」は、ヴェラチーニのヴァイオリンソ ナタ・第1番を予定しています。リコーダー用としては発売ずみの曲で すが、今回は棚田めぐみさんのすばらしい演奏例のつくヴァイオリン用 です。  なお、「フルート」のほうは、8月にモーツァルトの初期フルートソ ナタ(K.10とK11のカップリング)で、RJP製品としては初めて「ピアノ 伴奏」による製品のリリースを予定しています。 …………………………………………………………………………………… ★3 「幻想曲・秋草」初演 RJPポータブルチェンバロもデビュー★ ……………………………………………………………………………………  高橋たかね「アルトリコーダーとチェンバロのための幻想曲 秋草」 が収録されたCD「心がやさしくなる音楽 III」の発売記念コンサート が、6月14日(土)桑名市民会館(三重県)で行なわれます。「秋草」 の公開初演ともなるこの演奏会に、RJPディレクター石田がリコーダー 奏者として、また高橋たかねがチェンバロ奏者として出演します。 http://www.recorder.jp/events/080614.htm  そして、この演奏会では、RJPポータブルチェンバロの試作1号機を 使用しますので、「RJPポータブルチェンバロの公開デビュー」というこ とにもなります。400人も収容できる大きな会場で、この小さなRJPポー タブルチェンバロが、果たしてどんな響きを発してくれるでしょうか。  この演奏会に備えて、この楽器の設計者でもある古楽器製作家・平山 照秋さんに入念に調整していただきました。お近くのかたはぜひご来場 ください。  なお、「幻想曲・秋草」は、高橋のページから、演奏が各楽章冒頭45 秒ずつ試聴できるようになりました。 http://www.recorder.jp/composert01.htm#cd …………………………………………………………………………………… ★4 作曲家・近藤浩平さんの作品が演奏される演奏会★ ……………………………………………………………………………………  RJPから作品集(近藤浩平作品集:RC-004)が出ている作曲家・近藤浩 平さんの新作ピアノ曲がきける演奏会(6月7日・神戸)が、近藤さん の掲示板で告知されています。  リコーダーにも古楽にも直接の関係がないのでサイトではご紹介させ ていただいていませんが、ご興味のあるかたはぜひご来場ください。  ディレクター石田個人は近藤さんの作品をきかせていただいて失望し たことはありません。 http://www.recorder.jp/composersbbs/k01/k01.cgi …………………………………………………………………………………… ★5 「賛助会員」に多数のご応募ありがとうございます★ ……………………………………………………………………………………  先号でお願いをいたしました「RJP友の会・賛助会員」ご登録のお願 いに対しまして、メールマガジン読者の皆様をはじめ、友の会一般会員 の皆様、サポーター様、そして一般のサイト閲覧者の皆さんを含め、6月 1日現在で63名様よりご登録申請をいただきました。これは正直言って、 「スタート当初はこれぐらい・・・」と思っていた予想をかなり上回る ご人数でした。本当にありがとうございました。 http://www.recorder.jp/announce/0811.htm  数年のうちに100名様ぐらい、というのが内心での期待なのですが、幸 先のよいスタートが切れたのを望外のことと喜んでいます。  今後、皆様のご期待を裏切らないよう、いっそうの努力を続けてまい ります。今後ともRJPをどうぞよろしくお願い申し上げます。 …………………………………………………………………………………… ★6 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  「RJPポータブルチェンバロ」は、試作1号機がようやく「楽器になっ た」と思いました。やはり最後のボイシング、その前のメカニズム部分 の微調整は難しくて、平山さんのお力添えで何とか・・・というところ です。ただ、このあたりが石田に満足にできないのは最初からわかって いたことで、ぶっちゃけ、このへんがちゃんとやれる楽器製作家は全国 にもそんなにたくさんいないのです。そして、平山さんは、間違いなく その中でも屈指の存在です。  しかし、自分で言うのも何ですが、鳴りは本当にすばらしくて、設計 の妙、そしてやはり響板などの材料の妙なのでしょう。スピネットによ る演奏会を何度かきいたことがありますが、RJPポータブルチェンバロ は最も小さいタイプのスピネットであるにもかかわらず、とてもそうは 思えない、すてきな鳴りです。  さてこの楽器が、コンサートグランドピアノを使うのが当然と思われ ている大きな「桑名市民ホール」で、どのようなパフォーマンスを見せ てくれるでしょうか。もちろん、アルトリコーダーも含め、けっして大 きな音ではありませんが、きっと会場のすみずみにまで音が通るはず、 と確信しています。その検証の意味もあって、14日のコンサートを楽 しみにしています。 (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         043号 2008.6.1. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。