-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       041号 2008.3.31. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  ここ大阪でも桜のつぼみがふくらみ始めました。ようやく春ですね。 皆様はお元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン第40号をお 届けいたします。 ■目次■  <ごあいさつ>  1 2008年4月の新刊  2 2008年5月の発刊予定  3「ヴァイオリン用」シリーズについて  4 定期購入会員様の募集について・・・ご支援のお願い  5 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 2008年4月の新刊★ ……………………………………………………………………………………  2008年4月の新刊は次の3タイトルです。 ■グレートクラシックス  サンマルティーニ ソナタ 1番 ヘ長調(品番 RG-072) http://www.recorder.jp/classic/cl129.htm ■リコーダー音楽叢書  バルサンティ ソナタ集 第2巻(品番 SR-015) http://www.recorder.jp/classic/sr/sr015.htm  サンマルティーニの「2本のアルトリコーダーと通奏低音のための ソナタ 1番・へ長調」は、たいへんやさしく演奏できて、しかも最高 に楽しい作品です。製品には各種テンポの伴奏のほか、快適なテンポに よるマイナスワン、さらに「中級者による中級者のためのマイナスワン」 として、速い第1楽章・第3楽章についてのゆっくりなマイナスワンも収 録し、中級者の皆さんにも十分に楽しんでいただけるよう配慮しました。  リコーダー音楽叢書・バルサンティ ソナタ集 第2巻は、第1巻に つづく完結編で、「作品1−4、作品1−5、作品1−6」の3曲を収 録。大規模かつ才気に満ちた6曲のソナタはリコーダー音楽の世界でも 大きな存在感を持つ傑作ぞろいです。 …………………………………………………………………………………… ★2 2007年5月の発刊予定★ ……………………………………………………………………………………  4月は2タイトルとちょっと寂しい新刊ラインナップだったのですが、 実はRJPは5月以後に順調に多数の新刊リリースを続けられるように体制 整備に力を注いでいたのです。そこで、強化された制作製造体制による 充実した新刊リリースの最初の月となる2008年5月は、堂々5タイトル の発表を予定しています。  まずレモン色伴奏CDブックでは、久々の「クラシックベスト」新刊 となる、バッハのハ長調ソナタ(BWV1033)、また「グレートクラシッ クス」ではルイエの作品3−6が発売になります。そして「リコーダー 音楽叢書」シリーズでは、イタリアバロックでも屈指の才能だったヴェ ラチーニのソナタ集第1巻と、ルイエのソナタ集第3巻の発売を予定し ています。  さらに新シリーズ「ヴァイオリン音楽叢書」がいよいよお目見えしま す。第1弾は、バッハのヴァイオリンとオブリガートチェンバロのための ソナタ・ロ短調 BWV1014です。演奏例は大阪在住のヴァイオリニスト・ 棚田めぐみさんです。どうぞご期待ください。 …………………………………………………………………………………… ★3「ヴァイオリン用」シリーズについて★ ……………………………………………………………………………………  「フルート音楽叢書」に続き、「ヴァイオリン音楽叢書」シリーズが 5月の新刊からお目見えします。  「これからはリコーダーを後回しにして他の楽器用に力を入れていく のか?」いえいえ、そうではなく、リコーダーオリジナルの作品にはこ れからも力を注ぎ続けるのですが、リコーダー用レパートリーの一層の 充実のためにも、フルート用・ヴァイオリン用のシリーズを持っておく ことが有益だと考えたのです。  すなわち、バッハ・ヘンデルなど皆さんに人気の大作曲家には、リコ ーダー用の曲以上にフルート・ヴァイオリン用のソナタに名曲が多いで すし、イタリアバロック最高の作曲家とも言えるコレルリのヴァイオリ ンソナタは、皆様から「リコーダー用で出して欲しい」とごいうご要望 を最もたくさんいただいているもののひとつです。こうした曲を、本来 の「ヴァイオリン用」としても制作し、かつリコーダー用へのコンバー トを行なうのが、音楽にとってもプロジェクトにとってもメリットの大 きなことだと考えたのです。  また、ヴァイオリンのレパートリーにはモーツァルトのヴァイオリン ソナタという、音楽史上最高の贈り物もあります。フルート奏者の皆さ んにとっても大切なレパートリーになっているモーツァルトのソナタを 将来はリコーダーで演奏してみられるようにしたい、というのも念願の ひとつなのです。  モーツァルトのヴァイオリンソナタとなると、伴奏楽器としてはチェ ンバロよりもむしろピアノがふさわしい感じになってきますが、当時、 ピアノ(クラヴィーア)用に書かれた曲をチェンバロで演奏するのは、 めずらしいどころかむしろごく普通のことでしたから、リコーダー用に はチェンバロで、フルート用にはピアノで・・・という方向も考えられ ます。あるいは「フォルテピアノ」ふうの音色を使ってみるかも知れま せん。  いずれにせよ、クラシック曲電子楽器奏者・石田が中心となっている RJPにしかできない発想と制作手法により、ますますラインナップを充 実させていきたいと張り切っています。 …………………………………………………………………………………… ★4 定期購入会員様の募集について・・・ご支援のお願い★ ……………………………………………………………………………………  RJPは、おかげさまで、この4月で6周年を迎えます。ここまで何とか かとかやってこられたのは皆様のご声援のたまものだと、感謝の気持ち で一杯です。  ただ、楽にやれているかというと到底そうは言えません。ディレクタ ー石田は週日はアルバイト(近所の学習塾)に原則毎夕出ていきますし、 常勤スタッフとして5月に1周年を迎えるマネージャー高橋も、若干の バイト(デイサービスでの定期的音楽療法セッションや各方面から依頼 されての講演など)をしながら、かつかつの暮らしで頑張っています。    そこで皆様にお願いなのですが、RJPへの「ちょっぴり支援」のお気持 ちをもって、「毎月、伴奏CDブックを定期購入する」という会員(「RJP 友の会」会員様の中の「賛助会員」という位置付けでお願いしたいと思っ ています)になっていただくことはできないでしょうか。RJPとしても、 そのような皆様に対する感謝をこめて、割引価格をご用意しています。  おおむね、次のような形で考えています。 (1)賛助会員様には、月々800円の会費(税込み)をお支払いいただく  かわり、毎月の新刊伴奏CDブックからRJPが選んだ「お勧めの1冊」を  お届けします。 (2)「お勧めの1冊」を「他の伴奏CDブック」に変更してのお届けをご  希望の場合は、月々の期限までのご連絡により対応します。ただしこの  場合は会費に加えて100円(税込み)の処理費用を申し受けます。(つ  まり、会費がその月だけ900円となるようなものです)。 (3)伴奏CDブック以外の、たとえば「リコーダー音楽叢書」の製品な  どをご希望の場合は、定価の違いに応じて割増し費用を申し受けます。  その額は次の通りです。   リコーダー音楽叢書・ソロ曲(定価3990円)に変更希望      → 会費800円+処理費用100円+割増会費2800円(計3700円)   リコーダー音楽叢書・二重奏曲(定価2940円)に変更希望      → 会費800円+処理費用100円+割増会費1800円(計2700円)  この通り、いずれにせよ、わずかですが定価でのご購入よりは安く、か つ、送料無料でお届けします。  さて、以上のように、いろいろなご希望に添えるように考えてみてもい るのですが、もともとの考え方としては、「定期購入契約」だの何だのと いうようなしかつめらしいものではなく、RJPは好きだからご支援してやろ うと思ってくださる皆様をつのろう、という気持ちです。つまりは、 「月々800円だけ、RJPを助けてやろう。RJPからのお礼として伴奏CDブッ クの新刊を何か1冊送ってくるらしい」 と思っていただける皆さんにお集まりいただければ・・・という思いなの です。  正式には近々サイトにコーナーをつくり、メルマガ号外でご案内するつ もりです。その節は、どうぞよろしくご検討くださいますよう、お願い申 し上げます。 …………………………………………………………………………………… ★5 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  「定期購入をしてくださる賛助会員」様の募集は、半年ほど前から温め、 販売サイト(電脳音楽生活)とも協議を重ねてきました。電脳音楽生活さん だけでなく、たくさんの販売店様にお世話になっている身ですから、一種の 「版元による直販」ともみえる仕組みを立ち上げるためは、各方面からのご 理解をいただかねばなりません。  ただ、音楽出版業界は全体として苦戦が続いており、全音楽譜出版社さん はじめ大手出版社さんを含めて、直販制度をお持ちのところも多いように 思われますし、もとより大々的に直販を展開しようというのではなく、ささ やかに「賛助会費のお礼に新刊1冊をお届け」という意味合いでお願いした いと考えているものです。  皆様の暖かいご理解とご支援を願ってやみません。RJPをどうぞ助けてくだ さい。 (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         041号 2008.3.31. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。