上柴はじめ　赤いやねの家（コンサートバージョン）　リコーダーＪＰ作品解説

■作曲者・上芝はじめ氏について■
　上芝はじめ氏は大阪府出身、大阪教育大学特設音楽科で学ばれた作曲家・編曲家です。ＮＨＫ「ふえはうたう」の担当作曲・編曲家を務められ、講師であった吉澤実氏とは同僚として長らく働かれました。　株式会社フェイス音楽出版さんのサイトでの紹介記事

■赤いやねの家■
　元来はピアノ伴奏のソプラノリコーダー用楽曲で、「ふえはうたう」で「サミングなし音域」をフルに使う練習曲として作曲されました。これにＮＨＫの番組構成者であった織田ゆり子氏が歌詞をつけることにより、歌唱できる形に仕上がったものです。のちには音楽教科書にも採用され、長年にわたり広く愛されてきました。「コンサートバージョン」は、杉劇リコーダーずの委嘱により、コンサートでの演奏にふさわしいようにピアノ伴奏＋二部合唱＋オブリガートパートの編成に作曲者自身が編曲したものです。

■Youtubeで演奏が聴けます　　（杉劇リコーダーず　2021/10/01）

　リコーダーJPディレクター　石田誠司