リコーダーJP ソミス作品


ソナタ ヘ長調

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(YouTubeのリコーダーJP応援チャンネル「リコーダーの底力」)

★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)



★解題★

 パルマの図書館に伝わったパオロ・パレンシによる写本「諸作家のシンフォニー」に、ソミスのリコーダーソナタが1曲だけ収録されていました。

 作曲者の経歴などから考えると、ヴァイオリンソナタからの編曲である可能性が高そうですが、リコーダーにピタリとあつらえられた感じが強くて、移植によるゆがみがあまり感じられません。ですから、何かの折に最初からリコーダー用の曲として構想したものだったのではないか、という気もします。

 ※ なお、調べてみられた限り、作品2、作品4、作品6のヴァイオリンソナタ集(各12曲)と、パリで出たチェロソナタ集(12曲)、そして、「作品3」からの3曲を「A-Rエディション社」が刊行した現代譜には、このソナタの原曲らしいものは見当たりませんでした。


★解説★

 4つの楽章から成り、緩急緩急の構成です。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子です。分散和音と順次進行をほどよく配合した平明な主題で始まり、やがてさりげなく跳ねるリズム(付点音符による)を導入し、それから収束に入ります。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。最低音「低いファ」から「高いド」まで爽快に駆け上がる元気のいい主題で始まり、おもに16分音符刻みで多彩な動きをみせながら調子よく語り進めます。

 第3楽章は再びアダージョで、4分の3拍子。ニ短調を基調としています。終わり近くで、低音が「ソ」の音を保続させる上で「ナポリ6」和音の響きが新鮮に響いてハッとされられます。

 第4楽章は再びアレグロで、8分の6拍子。ジーグふうの快速な音楽です。8分音符が活躍する常動曲的なつくりですが、第2楽章の16分音符たちと同様、とても多彩な表情をみせて変換に富んでいます。


※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−3)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)

 ※カッコ内は指回り難度です。
 ※リコーダー演奏: 石田誠司  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司



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