ソナタ イ長調 作品23-12
Youtube のRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」より
全曲の演奏(ノーカット)の試聴ができます。
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
2398 リコーダー用 2800円+税
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品23」は、1720年ごろに、アムステルダムで出版されました。「作品17」の12曲とともに、作曲者の壮年期を代表する充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
6楽章から成る大作で、充実した作品集「作品23」の巻末を飾るにふさわしい名品です。「シャープ系の調」に慣れ親しむにも格好の練習曲となるでしょう。とくに「ファ#の(ソ#との交代の)トリル」([13(4)56]
または {134(5)6})は、不慣れなかたが少なくないかも知れません。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。晴朗かつおだやかに始まり、丹念にフレーズをつくりながら語り進める、よくできた開始楽章です。
第2楽章はアルマンド、4分の4拍子で、ヴィヴァーチェ(生き生きと)と指定されています。調子よく進む快活な楽章ですが、前半終わりと後半終わりに出てくる、16分音符の分散和音のモチーフが、指をミスしやすいつくりになっていますので、丁寧な練習が必要でしょう。
第3楽章は4分の3拍子。シックハルトが大好きでよく書いた付点の跳ねるリズムを基調とするコレンテです。この種の楽章としては中くらいの規模で、すっきりとまとめられた佳品です。
第4楽章は2分の3拍子で、再びアダージョと指定されています。「シロダマ」を中心としてゆったりと奏される楽章で、きよらかな感じの叙情が胸に染みます。
第5楽章は4分の4拍子で、再びヴィヴァーチェと指定されています。きれいな「ロンド形式」になっており、通奏低音が八分音符でリズミカルに刻む上でリコーダーが軽妙瀟洒に語っていきます。ルイエ・ド・ガンがときどき書いたユーモラスなガヴォットの影響があるかも知れません。
第6楽章は8分の6拍子のジーグです。くっきりとした感じのテーマで始まり、熟練の技できれいにまとめられた終曲です。
★試聴ファイル★
リコーダー(竹山 楓材) & MIDIチェンバロ: 石田誠司
※カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−3)
第2楽章(C−2)
第3楽章(C−1)
第4楽章(B−1)
第5楽章(B−2)
第6楽章(C−1)
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