P. プッリ
〜〜ギャラントなスタイルで書いたナポリの人〜〜
ピエトロ・プッリ (Petro Pullj またはPulli 1710ca.-1759) は前半生をナポリで活動した作曲家で、たくさんのオペラを作曲しました。すぐれたアーチリュート奏者でもあり、ナポリの王立礼拝堂のリュート奏者として働いていましたが、1740年ごろからはモデナやミラノに活動舞台を移しました。
リコーダー用作品としては4曲のソナタが残されています。イタリアバロックのリコーダー作品について詳しい研究をされているリコーダー奏者・イェニス・ダヴェーナ氏は彼女の論文のなかで「4つのソナタすべて3つの楽章で構成されており、短いアポジャトゥラなどギャラントスタイルの特徴を備えている」と述べています。
■リコーダーJPから出版のあるヴァレンタイン作品■
アルトリコーダー用
・ソナタ ト長調
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