デュオソナタ 変ロ長調
(Moore版二声曲集より)
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
ロンドンの Thomas Mooreが1691年に出版した「2声曲集(A Collection of
MusicK in two parts)」は、フィンガーの作とされる多数の短い二重奏曲のほか、通奏低音伴奏ソナタが1曲、他にジョン・バニスターの四重奏曲なども併録されているという、ちょっと雑然とした曲集です。
本作は曲集中の番号で 9, 10, 11, 12, 13に当たる5曲(すべて変ロ長調)をまとめて1曲の無伴奏二重奏ソナタ作品(あるいは組曲)とみなしてみたものです。ただ数箇所ほどアルトリコーダーの音域外の低い音が出てきますので、アルトリコーダーで演奏できるように小さな変更を行ってあります。
★解説★
第1楽章はプレリュード(前奏曲)と題され、音階的な細かな動きのモチーフで始まります。何でもなさそうですが、なかなか運指が難しいのであなどれません。最後は八分音符でサッと終わるのがシャレています。
第2楽章はアルマンドと題され、4分の4拍子です。声を揃えて歌い出したあと、2本のリコーダーがうまく絡み合い協力し合いながら音楽が進みます。
第3楽章は4分の3拍子で、タイトルも発想表示もありませんが、おそらくメヌエットでしょう。第1リコーダー奏したモチーフを第2リコーダーが同度や5度違いや4度違いでたえず模倣する趣向。
第4楽章は8分の6拍子で、ジグ(Jigg)と題されています。軽やかで変化に富む、じつに楽しく、しかも品良く仕上げられた楽章です。
第5楽章は8分の3拍子で、これもタイトルや発想表示がありませんが、おそらくかなり速いテンポの曲で、パスピエではないでしょうか。素朴な筆致で書かれていますが、可憐で爽やかな佳品です。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 (B−3)
第2楽章 (Bー2)
第3楽章 (B−2)
第4楽章 (C−1)
第5楽章 (C−1)
※カッコ内は指回り難度 です。
※リコーダー演奏: 石田誠司 下畑郁夫
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