イギリスのエア
第2集 11〜13番
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
1702年に、ジョージ・ビンガム(George Bingham) 編著になる「イギリスのエア50選」(50
Airs Anglois)というアルトリコーダーのための曲集がアムステルダムで発刊されました。これを第1巻として、3冊の続巻が数年の間に次々に出版され、総計170曲のエアと4曲のソナタを含む大部の曲集シリーズとなりました。
内容から見ると、明らかに教則的な目的を念頭に置いた企画で、無伴奏独奏曲、無伴奏二重奏、そして通奏低音伴奏独奏曲を学びつつ、いろいろなテンポや拍子、さまざまな舞曲形式などにも親しめるように構成されています。指導者との二重奏で学ぶことも想定されていたのでしょう。
そして、ソナタはもちろん一連のいくつかの楽章によって構成されていますが、そのほかの多数のエアも、同じ調の曲を数曲続きにまとめてあるので、これを組曲として演奏することができるようになっています。そこで、RJPでも、無伴奏二重奏や通奏低音伴奏のエアについては、これらを便宜的に組曲のようなものと扱って制作出版していくことにしました。
順に学んでいけば、まだアルトリコーダーを手にして日の浅い人たちにとって、格好の練習曲集となるでしょう。
★解説★
ビンガムの「40のイギリスのエア 第2集」(40のエアと3曲のソナタ)は、通奏低音伴奏のエア40曲と、巻末に収められた、おまけのような数曲から成っています。これは、11番〜13番にあたる一連のハ短調の楽曲を組曲のようにまとめてみたものです。
1 シンフォニー(ビンガム)
作曲者として著者ビンガムのイニシャルが記されています。4分の4拍子で、アダージョ(ゆっくりと)という指定です。音階的な動きで歌う重厚な感じのテーマを示し、これを繰り返したあと、長調に転じて変化をみせ、さらにリズム的に異なる動き方を持ち出して、収束に向かって行きます。
2 エア
4分の4拍子で、発想表示がありませんが、おそらく快速な曲でしょう。弱起で始まる跳躍進行ばかりで構成された短いモチーフをかなり執拗に扱います。いくつか低音の音に疑問があったため、校訂した箇所があります。後半は冒頭のモチーフをほぼ反行型にしたモチーフで開始し、長調と短調を頻繁に行き来するいくらか独特な進行に特徴があります。
3 シンフォニー(フィンガー)
4分の4拍子で、アレグロ(快活に)と指定されています。休符を挟みながら進むどっしりした感じの主題を扱い、前後半8小節ずつで簡潔にまとめられています。
※演奏例がお聴きいただけます
1 シンフォニー(ビンガム)(B−2)
2 エア(B−2)
3 シンフォニー(フィンガー)(B−2)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 電子チェンバロ演奏:石田誠司
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