アルトリコーダーステップバイステップ 第3巻の内容

  〜「いつの間にかバロックソナタ〜

製品:ハンディなA5版  大きく見やすいA4版  1〜3巻セット(A5版)

■練習する曲目リスト (クリッすると曲紹介のページが開きます。試聴もできます。)

メヌエット(新井雅之) 忘れられた秋(松崎泰治) 新緑の香り(石村睦) ジーク(新井雅之) ソナタ・へ長調 第1楽章(ヘンデル) ソナタ・イ短調 第1楽章(J. B. ルイエ) ソナタ・ハ長調 第1楽章(ヘンデル)  ソナタ・イ短調 第2楽章(ヘンデル)  トリオソナタ・ニ短調 第2楽章(サンマルティーニ) ソナタ・ハ長調 第2楽章(テレマン) ソナタ ハ長調 第1楽章(シックハルト) アダージョのマーチ(児玉禎明) テレマン ソナタ・ニ短調(第1楽章)

以上13曲


■経験者にもお勧め

 ほんらいは第2巻を終了していただいた皆さんのための本ですが、リコーダーのサークルやアンサンブルで楽しんでいらっしゃった皆さん、フルートなど他の楽器を演奏される皆さん、そして「学校のときはリコーダーは大得意だった」という皆さんならば、この巻からでも大丈夫かも知れません。

 本巻では、途中からもうバロックソナタが練習曲にどしどし入ってきます。第1巻・第2巻で楽しみながら28曲のレパートリーをつくってきた皆さんは、その延長上に「いつの間にか」ヘンデルやテレマンのソナタのあれこれの楽章を楽しんでいただいていることになるのです。


■これ以上は望めない最高の曲目

 ともかくこの曲目をごらんください。

 おもに初めのほうで練習する現代作家の作品も魅力的な作品ぞろいですが、それとともに、バロック時代の最高の大家の傑作がずらりと並んでいます。

 なにしろ最高峰ヘンデルのソナタが3曲、テレマンのソナタが2曲。ほかにルイエ、サンマルティーニ、シックハルトといった、リコーダー音楽にとっては逸することのできないすばらしい作曲家たちの傑作が教材なのです。


■「第6段階」「第7段階」「第8段階」

 第3巻で練習するのは「第6段階」から「第8段階」までです。

★第6段階★
 第5段階までで習得した12音に加え、「ミ♭」「高いラ」「高いシ♭」そして「高いシ」も習得します。サミングの初歩をじっくりと練習するほか、きゃっつさんの傑作「新緑の香り」で装飾音・トリルを練習し、また新井さんの名作「ジーク」で「頭欠けリズム」やシンコペーションの練習も行います。

★第7段階★
 第6段階までで習得した16音に加え、「ソ#」「高いド」「高いレ」の3つの音を習得します。少しコツが必要な音になってきますので、ゆったりしたヘンデルのへ長調ソナタ、ルイエのイ短調ソナタで「高いド」をじっくり練習。そして、さらに「高いレ」はヘンデルのハ長調ソナタを題材にしっかり身につけます。そしていよいよ「アレグロでの16分音符」に、ヘンデルのイ短調ソナタ第2楽章で挑戦。

★第8段階★
 第7段階までで習得した19音に加え、「高いド#」「高いミ♭」「高いミ」「高いファ」「高いソ」と、リコーダーの最高音域を練習します。ここでもカリキュラムは漸進的で、まずは「高いド#」をサンマルティーニのソナタで。「高いミ♭」はテレマンのソナタ・ハ長調の第2楽章で。「高いミ」は、シックハルトのソナタで軽快な指回りの練習とともに習得し、いちばん難しい「高いファ」と「高いソ」は、現代作家児玉さんの「アダージョのマーチ」と、テレマンの傑作「ニ短調ソナタ」で鳴らしてみましょう。

 ほかに「補遺」で、「低いソ#」と「低いファ#」をご紹介しています。これでリコーダーの全音域のあらゆる音をおぼえました。同時にリコーダー音楽の最高の遺産、ヘンデルやテレマンの通奏低音つきソナタの世界にも親しんでいただけました。これであなたは、バロックソナタのあれこれや現代作家のあれこれの作品を、何でもお試しいただけます。

 「次はどの曲を楽しもうかな♪」と、生涯退屈することのないすばらしい趣味を手にされたことになるでしょう。


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