■■リコーダーJP の現代作品■■

  雪の夜に  〜胸にしみる哀愁〜
作 曲 者 松崎泰治
作 曲 年 2003年
種   別 アルト独奏
段   階 第4段階
演奏時間 約2分30秒
 演奏例演奏者 石田誠司  (MIDIチェンバロ)石田誠司


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<解説>

 やさしく演奏できて、情感豊かで、現代感覚にもマッチするすばらしい作品です。作曲者松崎さんは雪国の新潟にお住まいの青年作曲家で、リコーダーJPに自発的に作品をお寄せくださいました。


<演奏上のヒント>(楽譜をクリックすると音が聞けます)

こんなふうに始まります。

(1〜4小節)


 ごらんのように、つぶやくように歌い始めますが、途中に休符が何度もはさまって、切れ切れになっています。しかし、これを、ぶつ切れのバラバラな演奏にしたのでは、音楽の良さが出ません。長いフレーズでとらえて、息の長い「歌」にしていく気持ちが大切です。

 さて、最初の部分が終わると、こんな音楽になります。

28〜31小節


 音階はていねいに、そして、長い音符を、気持ちをこめて歌いましょう。


 さて、いよいよ音楽は盛り上がってきます。

37〜44小節


 2段目のはじめに「ミのシャープ」がありますが、これは「ファ」の音と同じ指使いでよいのです。全曲を通じてただ一度だけ出てくるこの音が、音楽的なクライマックスをなしています。気持ちが入ったとき、この音はほんとうに背筋がぞくっとするような強い表現力に満ちています。

 そして、チェンバロによる、そっとため息をつくような短い間奏のあと、音楽は最初のメロディーに戻りますが、伴奏はさらに繊細な感じになり、雪の夜がいっそうふけていくように、しんしんと進んで行くのです。


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